
引っ越しマニアや転勤族でもない限り、引っ越しのベテランだ!という方は多くないと思います。一人暮らしを始めてみたら、足りないものが多くて不自由をした、用意をしていたのに使い道がなく、無駄な出費をしてしまったと後悔するかたは多いんですよ。
とりあえず身の回りの物だけを持って引っ越しをして、その都度買い足すというのもありなのですが、何度もレイアウトを変更するのも手間ですよね。一人暮らしに必要なものは何なのかを確認しておきましょう。
事前に用意しておいた方が良いもの
大物家具や生活必需品は事前に用意し、新居ではすぐに使えるようにしておきたいものです。
・寝具
・冷蔵庫
・電子レンジ
・収納
・刃物
・ゴミ袋
・トイレットペーパー
冷蔵庫は自炊をしないかたなら140リットル、多少はするかたなら170リットルくらいあると使い勝手が良いです。意外なことに小型のものは電気代が高くなりますので、悩んだ時には大きい方を選んでみてはいかがでしょうか。
お弁当の温めやお湯を沸かすのはもちろん、急場の乾燥器にもなれる電子レンジは、一人暮らしの必須アイテムです。自炊の予定のないかたでも、包丁かキッチンバサミは持っていた方が無難です。
意外と見落としてしまいがちなのが、ゴミ袋とトイレットペーパーです。引っ越しでゴミが大量に出たのに、地域の指定ゴミ袋を持っていなかった、トイレに行ったのに紙が無かったと慌てる事のないようにしましょう。
状況によっては必要となるもの
新居の状態や生活習慣によって、必要性が出てくるものももちろんあります。
・照明
・カーペット
・カーテン
・洗濯機
・掃除用具
電気が来てれば照明は点くのが当たり前だという訳ではありません。物件によっては照明器具が外されている場合がありますので、下見の時に照明を確認し、必要ならば照明器具を準備して引っ越しをしましょう。集合住宅での騒音問題対策として、カーペットはかなり有効です。
暖房費の節約や深夜の足音を響きにくくする効果のあるカーペットも、家具を配置してしまってからだと敷くのは大変です。夜間には明かりの灯った室内がよく見えるものです。安眠とプライバシー保護のためにも、カーテンは役立ちます。
コインランドリーの使用を決めているのでないのなら、洗濯機は必須ですよね。キレイな新居に移るのだから、掃除機はそのうちに買えば良いと思っていても、引っ越しでは意外とホコリが出てくるものです。
できれば持っていたいもの
無ければ無いでなんとかなるけど、あると便利なものもありますよね。
・鍋
・テーブル
・炊飯器
自炊をしない場合は必要なさそうなアイテムですが、あると便利なグッズです。カップ一杯のお湯なら電子レンジで十分ですが、パスタやインスタント麺を茹でるのには鍋の方が向いていますし、簡単な炒め物だって作れます。
床置きや立ち食いは胃腸に負担を掛けるので、小振りのテーブルは欲しいところです。一人暮らしの節約ポイントは、何と言っても自炊です。おかずは無理でもご飯くらいは自分で炊いてみてはいかがでしょうか。
多めに炊いて小分けで冷凍すれば節約になりますし、炊飯器は煮込み料理やケーキ作りにも使える、便利なキッチン家電なんですよ。
寂しさを紛らわすのにペットも必要だという方もいますけど、まずは自分の生活を安定させてからにしましょうね。使いたいのにものが無い、無駄なお金とスペースを使ってしまったという事のないようにしましょう。